楽しさ, 苦労

公立・私立保育園の実情と課題

保育士の苦労⑪

保育士の苦労⑪

私は、東北地方に住み保育士をしていました。公立・私立どちらの保育園でも仕事をしていたので、公立・私立を比較しながら保育園の実情を述べていきたいと思います。
まずは、公立保育園。保育士同士の連携はよく、比較的女性保育士が多いため産前・産後の育児休暇や子どもが突然の病気・入院などになっても“お互い様だから”という雰囲気があり、話題の“マタハラ”とは無縁な就業環境にあると思います。しかしながら、行事や普段の保育に“変化”は望めず現状維持が良いと考える保育士が多いのが特徴です。(良く言えば安定した保育、悪く言えばマンネリ化…)そして、時間には良くも悪くも厳しいと思います。基本的には毎日ノー残業が当たり前。ですが、それを保護者にも求めてしまう所(保育時間を過ぎたりするとチクリと嫌みを言う)があるのでその辺はどうかなと感じることがあります。
次に私立保育園。比較的男性保育士が多いためか行事や普段の保育に変化をつけている感じがあります。運動を多く取り入れたり遊びでもダイナミックに遊んだり…。特に母子家庭で育っている子どもには男性保育士が人気です。しかしながら、変化を求めるため園内研修や園外での勉強会が多く、特に園内研修は保育時間後に行われたり就業時間内に事務仕事が終わらず残って仕事をしたりが多いのが特徴です。しかもサービス残業になることがほとんどです。

公立・私立保育園どちらも良い所悪い所はありますが、どちらも共通していえることがあります。
まず、園児や保護者との信頼関係を大切にしている所です。初めて子どもを預ける保護者、初めて保護者から離れて生活をする子ども…どちらも辛いものがありますが、子どもの辛さを共感し少しづつその辛さを楽しさに変え、保護者には子どもの頑張りを伝え安心して預けられる環境=信頼関係を作っています。

しかしながら、少子化・女性の社会進出に伴う保育施設の拡大を政府が進めていく一方で、保育士の数が足りないのも現状です。それは保育士の資格を持ち就業していも、それに見合う給料ではないことが原因で保育士を辞めてしまう人が多いのです。同じ給料もらうならもっと楽な仕事がある保育士をしていた人が言っていました。確かにその通りだと思います。保育の求人なら保育情報どっとこむなどを見ても割と給与が高いのも有りますよね。
保育士のイメージって“ただ子どもと遊んでいればいいから楽”と思われがちですが、子どもの生活力や社会性を専門性を持って育むだけでなく、保護者との信頼関係の構築・周辺地域との良好な関係、小学校への就学に向けての連携など多くのことを考えていかなければならりません。これだけたくさんのことをしなければならないのにも関わらず、それに見合った給料かといったら私は絶対に違うと思います。まずは給料から見直さなければ保育士は増えていかないと思います。

楽しさ

あまり知られていない保育園の実情について

保育士の苦労⑩

保育士の苦労⑩

昨今、保育園の待機自動問題については皆さんご存知の通りかと思います。
そして保育園に無事は入れたはいいのですが、子供の病気でしょっちゅう呼び出され、わずかな寸差の微熱で預かってもらえない日があるなど、
その苦労もまた良く聞く話です。
長男2歳児、次男0歳児から保育園にお世話になってきた私が違う角度から見て思う、
あまり案件に上がらない保育園の実情についてお話したいと思います。

まず一つ目は、認可保育園といえども私立と公立との差がとてもあるという点です。
長男は公立の認可保育園、次男は私立の認可保育園という兄弟間で分かれてしまうパターンに陥った我が家でしたが、
その内容の差にとてもとまどいました。
公立の場合は、保育士が定期的に転勤するため同じ先生がずっと同じ園にいるという事はありません。
その結果、風通しがよく、非常に客観的な目とある意味であっさりとした距離感でいらっしゃいます。
行事も最小限で、働く親にとっては非常にやりやすい反面もの足り無さを感じられる保護者もおられました。
服装から必要な物までとても簡単で分かりやすいという印象も受けました。
それは、次男が私立の認可保育園に入って改めて認識した点でもあります。
私立の場合、当然ながら先生の転勤は無く金属何十年というベテラン保育士が沢山います。
その結果、公立とは違い派閥のようなものやある種独特な上下関係や雰囲気が漂っています。
そして、行事が非常に凝っていて多く感じます。
これは賛否両論あって、子供を長時間預けている親にとってはいろんな経験をさせてくれるという点で凄く喜ぶ方ももちろんいらっしゃいます。
しかし一方で、休みがとりづらいのに行事の準備で休み、土曜日出勤なのに行事で休み、と疲弊されていて何の為に預けているか分からないという方もいらっしゃいます。
服装も制服を購入しなければならなかったり、用意する物も市販の物では済ませられず手作りしなければいけない物も多いです。
激務の方や複数子供を抱える方にとって、経済的、時間的に負担になりますよね。

そして二つ目は、祖父母力についてです。
これに関しては、私立公立問わず思うところがあります。
この核家族時代に、これほどまだまだ祖父母力によって天と地ほど差が出るとは思いませんでした。
送り迎えの時、父親の顔を見るのは分かります。
共働きでお互いに負担し合って支え合っている、正に現代の家族のあり方と言えるのではないでしょうか。
しかし、特に次男の保育園で感じたのは祖父母の送り迎えの多さです。
もちろん乳幼児を毎日徒歩ないし自転車で送り迎えするという事は、それだけ近くに住み普段から連携がとれているからこそ出来る事です。
病気で早く迎えに行かなければならない時、感染症で長期間休まなければならない時なども連携しているのです。
これがどれほど有り難い事か、祖父母力の無い共働き夫妻は心底分かって頂けるかと思います。
いわば、普通はお金を支払って病児保育ないしベビーシッターに頼まないといけない時に、頼める身内がすぐそばにいるという事なんです。
感染症の場合は預かってくれない病児保育施設もあるわけですが、それも無条件にクリア出来てしまう訳です。
誰もが親に頼れる訳ではないという実情を、保育園側は、国はどれほど理解しているのだろうかと不思議に思うほどの差なのです。
まだまだ市役所窓口や保育園の先生に、『おばあちゃん、おじいちゃんにはお願いできないんですか?』と聞かれるのが現実です。
晩婚・晩産が増えてきている事で、これから育児と介護が重なる方も増えてくると思うのです。
お願いするどころか、逆に抱える事が増えてしまっては、預けて働く事も難しいでしょう。
子供の急病やトラブルに安心しながら保育園に預けて共働き出来ている夫婦は、実際にはこの祖父母力が非常に左右しているのではないかと感じています。
もちろん、頼れる親が近くにいない方も多数いらっしゃると思います。
ただ、祖父母力関係無く、皆平等に働く親を支えられる仕組みであってほしいし、そうでないと増々少子化に拍車がかかってしまうに違いないからです。
実際、親を頼れない私達夫婦も祖父母力の大きさを痛感しているのです。
誰でも安心して産み育て働ける社会を目指すには、非常に重要なポイントであると思います。

苦労, 難しさ

保育園の実情について

保育士の苦労⑨

保育士の苦労⑨

先日、平日の午前中に近所の図書館へ行きました。その図書館では、よく園児が先生と一緒に見学に来ていて、お話会に参加したりぐるっと図書館の中を見学したりしていました。私もよくその光景を目にしており、特に子供たちも騒がしくしていないのでほほえましいな、と思っているだけでした。
その日は子供たちがちょうど図書館から帰るころで、螺旋階段を約15人の園児と3人ほどの先生たちとゆっくりすれ違いました。そこで驚きの出来事がありました。なんとある先生が園児たちに向かって暴言を吐いていたのです。具体的には、園児はまだ3歳くらいなので歩くのもおぼつかない子がいたり、きちんと整列しながら進むことができない子もいるため、どうしても列が乱れてしまいます。また、歩く速度も一人一人違うため、なかなか前に進めなかったり逆に先に進みすぎてしまう子もいます。
先頭にいた女性の先生が、「何やってんだよ!そんな歩き方してるから全然前に進めないだろ!」「そんなんだからダメなんだよ!いい加減にさっさと歩けよ!」と怒鳴っていました。初めは冗談かと思って耳を疑いましたが、その後もその女性は園児たちに暴言を吐き続け、子供たちはきょときょとしてとっても不安そうな表情をしていました。
一緒にいた他の女性の先生たちは、明らかにその先頭の女性が怖いらしく、黙って彼女のなすがままにさせ、園児たちになすすべもなくまるで一緒に叱られているようでした。

子どもを保育園にあずけるということは、あずけた瞬間から監視カメラでもつけないかぎり日中自分の子供がどのようにされているのか全く分かりません。あの光景を見てから、子供を外にあずけることで自分が働きに出ることが、完全に正当化されることなのか本気で考えました。私はまだ子供がおらず今年の夏に出産の予定ですが、もしも親の目の届かないところで、ましてまだあんなに小さい年齢で自分の子供が大人に日々暴言を吐かれていると思うと、胸が痛くなり涙がこらえてきました。状況が許されるのであれば子供は自分の手元で育てたい、外にあずけるべき時が来たら自然のなりゆきでそうしたいと思いました。
保育園の先生はレベルの低い人たちばかりとは思いたくありません。保育園を増やすことより、先生の質をあげてほしいです。

楽しさ, 苦労

保育士を目指したい主婦におすすめです

保育士の苦労⑧

保育士の苦労⑧

近頃では、手に職をつけるために、社会人から学生に戻る人も少なくありません。
社会でしっかりと働いてから、貯金をして、そのお金で学校に通う人もいます。

また、高校生でも、すぐに卒業してすぐに就職するのではなく、専門学校や大学で資格取得のために学ぶケースも沢山あります。
これらの理由としては、やはり景気がまだ不安定なことや、女性も結婚しても働くことが当たり前の風潮となっており、資格があれば、就職や転職もしやすく、収入もある程度保障されることなどがあるようです。

資格職としては、いろんなものがありますが、医療職はかなりの人気があり、看護学校などは競争率も激しいようです。
それに、最近では、保育士を目指す人も増えてきています。

保育士とは、保育園などで子供を預かり、遊びや世話などをする職員のことを言いますが、共働きの家庭が増えてきているため、保育園の需要が高まり、保育士が不足してきているのです。
保育士になるには、専門学校や短期大学で二年間学ぶ必要があり、資格試験を受けて、保育士の免許を取得することが出来ます。
仕事をしながら保育士を目指す人には、夜間の学校もあり、仕事と両立しやすいようなカリキュラムとなっています。
男性でも保育士を目指す人が増えており、共学の学校も増えているようです。

また、結婚していても、主婦から保育士を目指す人も少なくありません。
ただ、このような全日制や夜間が難しいと言う場合もあり、保育士を諦める人もいます。

そのような場合には、民間のスクールや通信教育がおすすめです。
これらの保育士を目指すコースでは、時間の都合なども融通が利きますので、無理なく勉強することが可能です。

大学や短期大学を卒業している人では、最短で三ヶ月ほどで免許を取得することも可能なスクールもあります。
ただ、資格が無くても、保育園で働いていることが必須となることが多いので、申し込む際には注意が必要です。

保育士のスクールなどは、専門学校などが200万ほど掛かるのに対し、30万程度で学ぶことが出来ますので、かなりリーズナブルでもあります。
費用を抑えて、保育士を目指したい人や、主婦から就職したい人にはおすすめですよ。

楽しさ, 苦労

保育とは

保育士の苦労⑦

保育士の苦労⑦

保育とは、子供の成長とともに教える・指導者もともに成長とすることだと考えております。
できないことを教えるのは本当に大変であります。
言葉のボキャブラリーも少ないので余計であります。
しかしできるようになれば、子供もうれしいでしょうが、指導者はよりうれしいことでしょう。
成長とは、個人差があります。
誉めて伸びるこもいれば、叱って伸びる子もいるでしょう。
比較は厳禁であります。
成長の妨げとなるでしょう。
感情的におこるのは、こどもを委縮させる要因ともなるでしょう。
冷静な感情を意識して保ちましょう。
一つ教えて十できるようになる子もおります。
逆に十教えて一つしかできない子もいるのです。
しかし一つしかと考えるのはやめましょう。
一つできた、成長していると考えましょう。
捉え方の問題であります。
やってはいけないこと、なぜやってはいけないのかを説明し納得としてもらうことは難しいことであります。
経験者に意見を聞くのもよいでしょう。
自身だけの力では難しいこともあるでしょう。
意地をはらず助けをもとめることは恥ずかしいことではありません。
行動あるのみであります。
つねに前進することを考え、いろいろとためしてみましょう。
失敗も恐れてはいけません。
失敗しながら、最適なものが見つかるのであります。
苦労した分はよろこびは大変大きなものでしょう。
くじけず、常に挑戦していきましょう。
いろいろと経験し、苦労することで、応用することもできるようになり簡単に乗り越えられるようにもなるでしょう。
苦しい事ばかり考えてはいけません。
一つの喜びを糧にがんばりましょう。
失敗に捕らわれてもいけません。
前に進むことができなくなります。
余裕がない中で楽しむのは難しいものではあります。
それでも楽しむことを努力しましょう。
最後には自然と楽しむこともできるようになるでしょう。
一人で悩んではいけません。
多くの方とたくさん話、そして経験談に耳を傾けましょう。
人の言葉に耳を傾けることで、余裕もうまれることでしょう。

楽しさ, 苦労

子育ては親育て

保育士の苦労⑥

保育士の苦労⑥

≪子供を保育する大変さ・難しさ≫
・命を預かる
初めての子供を育児している時、命を預かることへのプレッシャーに押しつぶされそうでした。自分がいなければなにもできない赤ちゃんを前にきちんとやらなくては、何かあってはいけないといつも神経を使っていた気がします。
今ではゆったりした気持ちで子供を見ていますが、病気やケガとしない様に常に注意しています。
・正解がない 
子供を保育していると、これでいいのかな、こうした方がいいのかなと迷う場面が多々あります。多くの選択には答えはありません。
子供の為に正しいと思っても長い目で見たら正解とはかぎりません。その場その場で1番いいと思う選択をしてあげる事しかできません。
・子供時間になる
自分の思う様に時間を使っていた生活から子供に合わせた生活になります。夜寝る事もままならず、お風呂、食事も今までとは時間帯が変わってきます。
慣れるまで全て子供中心になります。忍耐力が要りますが、この変化を楽しむように変えていく事が大切だと思います。

≪子供を保育する楽しさ≫
・日々成長する姿に感動
子供の成長は本当に早いです。大人の1年とは比べ物にならないスピードで色々な事を吸収していきます。
出来なかった事にチャレンジしていく姿を見ているだけで幸せな気持ちになります。こんなに頑張っているなら自分も負けていられないという気持ちにさせてくれます。
・出産を機に変わる価値観
自分の子供は本当に可愛い、自分の命より大切という話はよく耳にしました。でも出産するまで自分はどうなんだろうかと思っていました。
出産を経験してみて本当だったというのが実感です。世の中にこんなにいとおしい存在があると思うだけで幸せになります。改めて愛情を注いで育ててくれた親に感謝しました。
・世界が広がる
大人になると自分の世界がだいたい決まっています。でも子供が生まれると「初めて」の連続です。
子供がいるからこそ経験出来る事、知ることが出来る事などたくさんあります。
子供を通じての友達も増え世界を広げてくれます。

苦労, 難しさ

寄り添う保育、時には「ナイショ」も必要です

保育士の苦労⑤

保育士の苦労⑤

小さい子ども無邪気な笑顔は、見ているだけで幸せになりますよね。
お砂場で泥んこになりながら上手にお団子を作ったり、お部屋の隅っこでおとなしく遊んでるのかな?と思ったら、ウンチの真っ最中だったり。奇想天外な行動に、ついつい笑顔にさせられてしまいます。そんな可愛い子どもたちと触れ合えるお仕事「保育」について、少し紹介したいと思います。

今は幼稚園と保育園の垣根も無くなりつつあり、どちらの現場でも、沢山の先生を必要としています。私も幼稚園教諭として12年携わってきましたが、最近幼稚園でも、2歳児保育を始めるということで保育士資格を取得しました。小さな親御さんたちの多様化する生活に応じて、幼稚園や保育園も様変わりの真っ最中です。その中でもやはり問題なのは、通常の保育時間では対応しきれない為に、早朝保育や延長保育が求められ、長い時間園で過ごす子どもたちが増えてきているということです。

共働きをしている家庭が圧倒的に多い事や、祖父母と一緒に暮らしておらず、子どもの面倒を見てくれる家族が居ない…。などなど理由は様々ですが、家で過ごすよりも園にいる時間の方が遥かに多くなってしまう子どもが沢山います。一日中園にいる事で気持ちも身体も疲れてしまい、やっぱりトラブルも増えてしまうのです。

以前、友達に対して攻撃的で乱暴になってしまう女の子がいました。クラスの中でも威張ったり、使ったおもちゃは出しっ放し…。どうしたものだろうと思案していた時、その子のお母さんがお迎えに来ました。「ママ、来たよ」と声を掛けると、それまで威張っていたのが嘘のようにテキパキと片付けをし、身支度を整えて「先生、さようなら!」とニコニコしながら帰って行ったのです。ですが、こうした行動の子どもは、実は珍しくないのです。

その女の子のお母さんは看護婦さんで常に忙しく働いていて、早朝保育や延長保育を利用する事が多く、家でも妹と2人だけでお留守番…という事も多かったようです。寂しい思いをしてきたのは伺い知れます。私はお姉ちゃんだから…と、お母さんに甘えたい気持ちをぐっと我慢していたんでしょうね。その反動で友達に意地悪をしてしまったりしていたのです。

お母さんに甘えたい気持ちを少しでも補ってあげられるといいな…と思い、女の子に寄り添って保育をしようと心掛けました。時には「みんなにはナイショね」と、折り紙をあげたりもしました。そうして接しているうちに、乱暴だった行動も次第に落ち着いてきて、だんだんと友達にも優しくなれるようになったんです。

子どもは、本当に素直で純粋です。問題行動を起こしてしまうのには、何かしらの理由があるのです。
可愛い子どもたちに寄り添う保育を目指していけると良いですね。

楽しさ, 苦労, 難しさ

笑えない保育園の実情

保育士苦労⑮

保育士苦労⑮

ニュースなどで、子育て支援という言葉を一度は聞いたことがありますよね。
実際、待機児童を減らすなどの取り組みが行われていますよね。

となると、お子さんを預かる保育園側にも支援がもちろんあるのだろうと思いがちですが、実情は大変です。

みなさん、小さい頃親の手伝いをしてお小遣いをもらったりしたことがありませんか?
保育園もそんなかんじなのです。
簡単に説明すると、例えば子育てに関する講座を保育園で開く。延長保育をする。などといった項目がいくつもあり、それを実現できたらポイントがついて補助金がもらえる。
そんなシステムなのです。

なんだ当たり前のことでしょと思われるかもしれません。
しかし、昔と違って今は待機児童が出るほど保育園には子どもが溢れ、保育時間自体も長くなっています。
保育士たちは過酷なシフトを組み、日々の保育にあたっています。

個人の成長を記す書類や、日々の保育日誌、日案、月案、年カリキュラムなどの膨大な仕事も抱えています。
実情として勤務内にそうした書類を片付けることのできる保育園は少ないと思います。

その中でのこのシステム。さらに保育園、しいては保育士の負担は増えていきます。
ただてさえ日々の仕事量の多いところに、さらなる新しい仕事が追加されていくのです。

実際、勤めていた保育園では休日返上で子育て講座を開くなどするしか手がありませんでした。
特に子持ちの保育士にとっては負担が大きく、退職していくケースも見られました。

子育て支援を打ち出し進めている国の偉い人たちは、おそらく保育園の実情は知らないでしょう。知っていたら、こうしたシステムはとらないでしょうから。

私から見れば、何が子育て支援なのだろうと不思議に思うばかりです。

配偶者控除の撤廃が決まれば、さらに働きに出る女性は増えるでしょうし、そうなれば保育園に預けられる子どもも増えます。
完全に解消されていない待機児童の問題も再び出てくるでしょうし、保育園の負担もさらに大きくなります。

保育園の実情がどんなものかを、しっかり把握した子育て支援や政策が進められることを願うばかりです。

楽しさ, 苦労

やりがいがある反面、待遇が悪い保育士

保育士苦労⑭

保育士苦労⑭

私は保育士をして五年目になります。
私の経験をもとに保育士の仕事についてお話させてください。
保育士は働くお母さんやご家庭を支えるためお子さんを預かり保育をしています。
昨日できなかったことが今日できたりと子どものめまぐるしい成長を見るのがとても楽しいですし、
先生大好きと言われてギュッと抱きしめられたらとても嬉しいです。
大切なお子さんを預かるので当然責任も重くのしかかります。何かと行事があるので子どもが帰った後も残って仕事しますし、家に持ち帰ることもあります。

園によりますが、女性ばっかりの職場なので人間関係が悪く、理不尽なことをお局様から言われることもあります。
また、これも地域によりますがモンスターピアレントがいて、些細な傷がついただけでも怒られますし、保育園くる前からあった傷も保育園で傷ついたのに何故報告しないのかと怒鳴る母親もいます。
仕事だから仕方ないことなのですが、待遇が悪いです。
なんといっても薄給であるということです。
園によっては残業代は出ませんし、家に持ち帰る仕事はもちろん出ません。週3くらいで持ち帰ってるのですが。

子どもと関わるのはとても楽しく、自分も成長できる仕事で、それに付属する理不尽な人間関係があっても乗り越えることができます。
しかし、自分のプライベートな時間を削って残業しているにも関わらず、それに見合った賃金がついてこないのはさすがに厳しいです。
労働時間だけで見るとバイトしていた方がはるかに給料は貰えます。こ
れが原因で早々に退職する保育士さんもたくさんいます。
そのため、なかなか下が育たず、保育士の質が悪くなるという悪循環を生み出しています。
私の周りの保育士も結婚したら保育士をやめて、一生保育士はしないという人が多いです。

政府の対策で待機児童を無くすことはとても素晴らしいことです。
しかし、園によっては職員の体制が変わらないのに定員を増やして対応しています。
保育士はそのしわよせで更に過酷な労働になります。それでも給料は変わりません。
そんな過酷な労働で、保育士が辞めてしまい育たないのが現状なのに、政府は保育園を増やせだのなんだの言うのです。
保育士は小さな子どもがいるから働きたくても働けないお母さんやご家庭を支えています。
保育士は社会になくてはならない仕事のはずです。それなのに、保育士を続けていくための制度が整っていません。
政府は保育士は切り捨てで構わないと言っているのでしょうか。
それとも、保育士の現状を知らない、知ろうともしないバカなのでしょうか。

子どものためにも保育士の質は下げない方がいいし、
保育士の入れ替わりが激しい保育園なんて親御さんからしたら預けたくもないです。
そこのところを政府に理解してもらい、保育士を一生の仕事と言える制度を整えてほしいです。

楽しさ, 難しさ

保母さんの仕事とは

保育士苦労⑬

保育士苦労⑬

保母さんとは女性の保育士の事をさします。主に幼稚園や保育園、乳児院や児童養護施設などで働く事ができ、子供好きの女性なら憧れる職業です。ですが、保育士は子供が家族と離れて団体行動をする上で初めて接する大人です。一日の約半分に当たる時間、接しているわけですから、子供にとってはいわば人生の先生のような存在となるでしょう。

そんな保母さんの仕事ですが、成長段階の子供に大切な事を教える、という役目があります。すなわち、小学校に入る前に基本的な生活基盤を作ってあげる事が大きな仕事となるのです。
では、その仕事とはいったいどのようなものでしょうか。
一番重要な事は、集団生活を通して社会生活を身につける、という事です。ほとんどの幼稚園などではこのようなポリシーをかかげているでしょう。家の中の家族だけしか接していない時期から、外に向けて生活が出来るように、多くの友達や大人達と接して自分自身のするべき行動や考えを学ばせるのです。具体的には、まず、先生という事を認識させる事が大切です。この人(保母さん)の言う事を聞いて行動できるようにするのです。それには、一緒に遊ぶ計画をたて、それが行動に移せるようにサポートしていきます。また、身の回りのお世話をする事も大切です。日常生活が上手く運ぶように、トイレトレーニングや、食事や着替えのサポートなども行います。ただ単に手伝ってあげるだけではなく、その子供によってできる事のレベルが異なりますので、その子に合ったサポートを心がける事が必要です。

また、子供とは急に熱を出したり、思わぬところで怪我をしたり、日によって体調が思わしくなかったりします。保母さんはそんな日々の体調を管理していかなくてはなりません。毎日、子供達の様子を気にかけ、少しでもおかしいな?と感じたらすぐに次の行動に移せるよう心がけておきましょう。
さらには、保護者とのつながりを忘れてはいけません。保護者へはほとんどの場合連絡帳での報告になります。毎日どんな様子で生活しているのか、実際見る事ができないために親御さんは細かく報告してほしいと思っているはずです。この作業を怠ってはいけません。保護者が不安にならないために、クラス便りなどを発行するのもよいでしょう。
その他は、施設の清掃から、お昼寝の準備やサポート、イベントなどでの地域との連携などがあげられます。保母さんの仕事とは、活発な子供の相手という労力を使う仕事が主な仕事ですが、それと同じくらい、その他の雑務的な仕事も重要で大変なのです。